ホーチミン廟はハノイの重要な歴史名所です。国民の英雄である ホーチミン大統領が祀られています。この建物は、ベトナムの独立と統一を指導した、ベトナム人の父親とも言える人物に尊敬と感謝の念を表する場所です。生前のホーチミンはいつも気さくな雰囲気で場を和ませていたことから、ベトナムの人々の間では「おじさんの霊廟」として親しまれています。1973年から1975年にかけて、2年以上かけて建設されたこの廟は、活気に満ちた国家統一の象徴でもあります。

ホアンキエム湖から約10分の場所に位置する文廟は、1070年に、リー・タイン・トン王朝の下で建設されました。当初は孔子を祀るためでしたが、現在ではベトナムの博士号取得者や上級学者を称えるための場所となっています。1076年には、リー・ヌアン・トン王が継承し、ベトナム初の大学、クォック・トゥー・ザームを建設しました。